
テキストと一問一答過去問題集の往復で、ある程度の範囲を勉強したら、模擬試験を実施しましょう。
今までの勉強が、本番でどれだけの得点ができるかを確かめる機会です。
8月頃から実施するのをおすすめします。もちろん、遅くなってもきちんと対策をすれば問題ありません。
ここで説明する模擬試験の活用法は市販の本を活用する例です。自宅で時間を測って実施するタイプになります。
ここでは自宅で自主的に行う模擬試験の活用方法の概要を、目的・実施方法(用意する物)に分けて説明します。
最初の模擬試験の目的
最初の模擬試験は、今までの勉強によって、力が付いているか確かめるのが主な目的です。
他にも目的があります。
- 本試験と同じ出題方法に触れる事で、実践力を付ける。
- 今までの勉強方法で良かったのか確認する。
- 現時点での得点力と苦手分野を確認する。
模擬試験に挑戦し、採点してみると、思っていたよりもできない事にがっかりするかも知れません。しかし目標である合格点に届くために、どこの勉強が不足しているのか分かるのがメリットです。
勉強のマンネリを打破するのにも良いです。模擬試験を活用して、実力をさらにアップさせましょう。
目標得点
目標得点は合格点です。もちろん試験前は、合格点に達しなくても大丈夫です。
保健医療福祉サービス分野:22点以上
あまりにも低い点数なら問題ありです。勉強方法、勉強量を見直す必要があります。
自宅模擬試験の準備
冒頭で述べたとおり自宅での模擬試験について説明していきます。交通費や往復の時間がかからない分、復習の時間が割り当てられます。
ここではフル活用するための、おすすめの実施方法を紹介します。
時間
時間を短縮して受験します。本番では120分ですが、100分で受験します。
開始時間は本番と同じ10:00がベストです。
自宅模擬試験時間 10:00開始 11:40終了
で設定しましょう。
時計はシンプルなアナログ時計がおすすめです。デジタル時計は、瞬時で経過時間や残り時間を把握できないです。簡易的なすべり止めになるシリコン製のカバーがあるタイプならばさらに良いです。
問題用紙
問題用紙はあらかじめコピーしておき、問題用紙として準備しておきましょう。
問題を解いている間に、自分なりに線を引いたり、印をつけたりする必要があるからです。
また、復習時にも書き込みをします。
模擬問題は、時間を置いて再度挑戦します。コピーをせずに書き込んでしまったら、再利用ができません。
職場で断ってコピーさせてもらうか、コンビニでコピーしましょう。自宅にコピーができる複合プリンターがあると、模擬試験だけでなく、他の用途でも非常に役立ちます。
コピーができるおすすめのプリンター(複合機)
コピーできる用紙のサイズ、確保できる設置場所の広さ、予算などで決めましょう。
ここで紹介する機種は一般的なパソコンに接続し、プリンターやスキャナーとしても活用できます。
A4サイズまでの対応機種
場所を取らずに比較的コンパクトです。価格も控えめです。
A3サイズも対応する機種
場所は取ってしまいますが、たいていの本が見開きで一度にコピーできて非常に便利です。
解答用紙
解答用紙は付録の用紙を活用します。
問題は何度も繰り返して解いて復習をします。予備が少ない場合はあらかじめコピーしておきましょう。
出版社によっては、解答用紙をダウンロードできることもあります。その場合、本にダウンロード先の記載があります。
筆記用具
本番と同じ筆記用具を用意しておきます。マークシート用の鉛筆と消しゴムセットを用意しましょう。
まとめ
初めて行う自宅での模擬試験準備について説明しました。
- 力がついているか確かめるという目的がある。
- 実施方法について、主に用意する物
本番を想定して準備しましょう。

