ケアマネ研修中に発生する欠席・遅刻・早退のトラブル。
欠席・遅刻・早退しそうな場合は、主催者に「報告・連絡・相談」です!できる限り協力してくれます。
ケアマネ研修には全て出席し、修了する必要があります。しかし日数が多く、とても全員が全員、最後までスムーズに修了までたどり着けません。
特に断りのない限り、2016年の神奈川県での例です。他の自治体・他の年度では異なる部分があります。参考程度にご覧ください。
目次
研修の出欠席について
研修は全て出席する必要があります。遅刻、欠席、早退は主催者に連絡をして、振り替えの日程を相談するのが基本です。
欠席せざるを得ない日があると分かっている場合
欠席せざるを得ない日がある場合は、主催者に連絡して相談しましょう。あまりにも欠席日数が多くなってしまう場合は、研修が中止になる事があります。
旅行や結婚式など、あらかじめ決まっていた予定と研修日がかぶってしまう事があります。そうでなくても急用や、身内の不幸などもあります。
日程(コース)が選べる場合は、あらかじめ決まっていた予定を避けられる日程を選びましょう。
欠席をしてしまった
日程をうっかり間違えたり、急用や急病で、欠席してしまう事があるでしょう。可能な限り早く連絡をして指示を仰いでください。
欠席した日の研修は、後日何らかの形で研修する必要があります。
研修が進んでいくと、仲間と連絡先を交換して連絡しあう事で、うっかりミスによる欠席の可能性は低くなります。
遅刻をしてしまった
交通機関の影響、急用などでやむを得ない事情もあるでしょう。遅刻が判明次第、主催者に連絡をして指示を仰いでください。
多少の遅刻なら目をつむってくれます。とは言っても数分程度。あまりにも遅い場合は、欠席扱いとなってしまいます。
欠席したら研修は強制終了?
欠席したら即研修修了、なんてことはありません。できるだけ振り替えてくれるよう調整してくれます。
ただしあまりにも多いと、今回の研修は強制終了となり、来年度に初めからやり直しになる可能性があります。
例1:2016年は受講生が多く、研修のコースが7つまでありました。早く始まるコースの人が、途中でどうしても都合がつかなくなり、しばらく欠席。復帰後は遅いコースに合流したケースがありました。
例2:止むを得ない事情等により中断せざるを得なくなって、別の主催者が実施する研修に移らせてもらった人がいました。
やむを得ないほんのちょっとの退出は?
急な体調不良で、5分程度トイレに行きたくなる事があるでしょう。黙って手を挙げて合図をして、相談です。基本的にはOKです。
あまりにも退出している時間が長いと、欠席扱いとなってしまいます。
振替受講はできる?
2016年の神奈川県の研修では、振替受講した人がいました。
1コース60名程度で研修を受けるから、何度も通っていればなんとなく顔を覚えます。しかし途中で「あんな人居たっけ?」「そういえばあの人どうした?」という人もいます。振替受講をしているのです。
早いコースから遅いコースへ
早いコースから、遅いコースへの振替をした人がいました。
例えば
Aコース(一番早く研修が始まるコース)から、Dコースへの振り替え(Aコースよりも遅く始まったコース)
への振替です。
2018年以降は合格者数が少ないから、コースも少なく、選択肢が限られてくると考えられます。
他の主催者へ振替
2016年の神奈川県の場合、
- 神奈川県社会福祉協議会
- 横浜市社会福祉協議会
の2か所でケアマネの研修が行われていて、上記のようにコースへの振替ができない場合は、違う社会福祉協議会の研修へ移っていました。
もしも研修が修了できなかったら?
研修会場に向かう途中で事故に遭って、長期入院となる事もありうるでしょう。そうなってしまうと、研修の継続が困難となり、研修が中断してしまいます。
欠席・遅刻・早退が多すぎると、研修が中断される事になります。その場合は、研修が修了できず、身分証も得られず、介護支援専門員として名乗る事はできません。
既に支払った受講料も戻りません。
再度試験に合格する必要はある?
研修が修了できなくても、再度ケアマネ試験を受験して合格する必要はありません。
ケアマネ試験の正式名称を思い出して下さい。「介護支援専門員実務研修受講試験」です。一度合格さえすれば、研修を受けられる権利を得たと考えましょう。
しかし試験合格後、すぐに研修に入って修了して取得するのが暗黙のルールです。やむを得ない場合を除いて、研修は受講し、最後まで頑張りましょう。
まとめ
研修を全て出席するのは誰にとっても大変です。あらかじめ予定が分かっているのなら、予定を変更しましょう。やむを得ない場合は、主催者に早めに相談して指示を仰ぎましょう。