中央法規出版のケアマネジャー手帳は、手帳部分と資料部分が分割でき、手帳部分を切り離す事で、ほぼ半分の厚みと重さになり、スリムに運用できるのが特徴です。
2022年9月時点で、2023年用が発売となっています。
目次
ケアマネジャー手帳とは
介護従事者向けの手帳のうち、特にケアマネジャー向けに開発された手帳です。ケアマネジャーはもちろん、介護職にとっても便利な手帳です。
- 手帳の基本である「スケジュール帳」ページ
- 法改正や介護保険制度の概要をまとめたページ
- サービス別単位表
などが収録されています。
この記事で紹介する、中央法規出版のケアマネジャー手帳の特徴を挙げます。
便利帳(資料集)が別冊になっている
中央法規出版のケアマネジャー手帳は、資料集が別冊となっているのが大きな特徴です。資料集を取り外せば、普通の手帳とほとんど変わらない使い勝手となります。
ケアマネ以外の職種、例えば介護職、相談員等、介護従事者にも役に立ちます。
- できるケアマネの100%手帳活用術
- 介護保険制度
- 介護報酬算定
- 関連する制度等
- お役立ち資料集
- 介護報酬の概要
末尾にはアドレス帳があります。
スリムな運用ができる
資料集を取り外す事で、スリム&軽量化できます。
スケジュール管理の手帳部分だけを普段は持ち歩き、資料集は事務所に置いておく。という使い方ができます。
資料集とは、はがせるテープでつながっています。ノリも残りにくいです。
つないだままだと使いづらい
ただし切り離す事を前提に作られているために、切り離さずそのまま使う事になると、使いづらいです。
というのも、あくまでも「別冊」なので、資料集の表紙が厚紙でできていて、ページめくりがしにくいのです。
どうしても切り離したくない、だけどスムーズなページめくりがしたいのであれば、改造です。
手帳の最後の厚紙と便利帳の最初の厚紙を、カッターナイフで切り取ってしまいます。ためらわずザックリやっちゃいましょう。一年間快適に使えます。
ツヤ消し手帳カバーにポケットがある
手帳カバーは「ツヤ消し」で落ち着いた印象です。ちょっとざらざらしていて、滑りやすいです。
さらに手帳カバーの内側には「名刺サイズ程度のポケット」が付いています。ちょっとした物を挟むのに便利です。
表紙はアレンジできる
手帳カバーに好きな物を挟む事で、表紙をアレンジできます。
「ケアマネジャー手帳」と書いてある大きな帯を取り外すと、一色のシンプルな表紙になります。
ここに例えば
- 年齢早見表
- 近隣の事業所連作先一覧
等を作って挟み込むのも便利です。ちなみに「年齢早見表」は別冊の資料集の最終ページにあります。
他に
- 押し花
- 子供や動物の写真
等、趣味や好きなものを挟み込むのもいいですね。
実は表紙は一枚の紙でできています。これも取り外しができます。外すと手帳本体の「白」がそのまま表紙となります。
表紙に直接何かを描いたり、貼ったりして楽しく仕事ができるようにアレンジしてみましょう。
予定表部分は淡い色で方眼メモがある
1月~12月までが基本です。
- 月間予定表 見開き1ページ完結
- 週間予定表 見開き1ページ × 週
という構成になっています。
前年分は
- 11月と12月の月間予定表
次年分は
- 1月~4月までの月間予定表
がついています。
例えば2020年度版では
- 2019年11月と12月は「月間予定表」のみ。
- 2020年1月~12月は「月間予定表」と「週間予定表」
- 2021年1月~4月は「月間予定表」のみ
という事になります。
前後の分が多めに入っているのが、うれしいですね。
メモ部分に方眼がある
メモ部分に方眼のマスがあります。たいていの手帳は、罫線のみです。
方眼があると、家の間取りや福祉用具のサイズがメモしやすいです。
罫線のイメージ
方眼のイメージ
インデックスシールが付録
見たい「月」がすぐに開けるよう、手帳の耳部分には「月」が印刷されています。これだけでも便利なんですが、中央法規出版の手帳にはインデックスシールが付いています。
シールの内訳は
- 1~12月のインデックスシール
- おまけのシール(ワイングラス、コーヒーカップ、鉛筆、自動車、キラキラ、バースデーケーキ、飛行機)
となっています。
おまけのシールはそれぞれ5枚ずつ。5枚しかないから本格的に使い始めると足りなくなります。他のシールと組み合わせると良いでしょう。
その他の特徴
しおり用のヒモ
しおり用のヒモは
- 赤
- 白
の2本あります。
この点に関しては他の手帳と大きな違いはありません。
まとめ
中央法規出版の「ケアマネジャー手帳」は、資料集が取り外せるのが一番の特徴です。取り外してスリムに運用したい人にはうってつけです。