ケアマネ試験対策をそろそろ始める頃です。筆者が一発合格した教材と同等の一式をここで紹介します。
筆者はニチイ学館の通信講座で一発合格しました。そこで使われていたのが、中央法規出版の教材です。
なお、通信講座ならではの「模擬試験3回分」は、市販されていません。他の教材で代用とします。
- 中央法規出版のケアマネ教材一覧はこちらです。
https://www.chuohoki.co.jp/products/topic/2610372.html?event190214
最低限必要な組み合わせ
ケアマネ試験に合格するには、最低でも以下の3種類の教材が必要です。
- テキスト
- 過去問題集
- 予想問題集(模擬試験)
それぞれの役割をみていきます。
注意
テキスト
試験に出る範囲の内容を解説した本です。一つの項目の最終ページに確認程度の過去問題が付いています。
項目ごとに目を通し、何となくで良いので理解しましょう。その後、過去問題集に取り組むという流れになります。
テキストは辞書的な役割です。過去問題集や予想問題集に取り組んだ後の復習に活用します。
じっくり読んだり、完璧に暗記しようとしないほうが良いです。問題集に触れてからのほうが、効率的に暗記事項が整理できます。
時間に余裕があるなら、ノートを作ってまとめても良いです。が、積極的にはおすすめしません。ノートを作り始めると、得てしてノートを作るのが目的になってしまうからです。
ケアマネ試験勉強で、教科書のような本だけで始めると、ノートを作りたくなります。
— ともち(介護Man) (@kaigo_man_net) March 12, 2019
きれいでまとまりのある、見やすいノート。理解の助けにはなります。しかし作っても得点に結びつくとは限りません。
必要なのはノートにまとめる力ではなく、得点できる力です。
過去問題集
過去問題集のうち、特に一問一答形式が取り組みやすく、おすすめです。
位置づけ
試験勉強を始めた頃の、メインとなる教材です。
活用方法としては、項目ごとに取り組み、項目ごとにテキストを戻って復習します。
時間はかかりますが、確実に力が付きます。
理解が進み、解き方が身に付く
過去問題を通して初めて、テキストに書かれていた事が、どのように出題されたか分かります。
テキストを読み込むよりも、過去問題に接したほうが断然効率が良いです。
テキストを読めば「分かったつもり」になり、「多分、問題は解けるだろう」と思いがちです。実際に過去問題に取り組む事で、知識と解き方が習得できます。
知識が必要なのはもちろん、解くテクニックも必要になるのがケアマネ試験対策。なぜなら、「5つの選択肢から、複数(2つか3つ)を選ぶ」からです。しかしいきなり始めると難しく、挫折しがちです。
一問一答形式なら、少しずつ攻略できます。問題数は増えてしまいますが、一旦攻略できると芋づる式に、一気に攻略できます。
予想問題集
過去問題集をマスターしても、ケアマネ試験対策には不十分です。予想問題集での対策は絶対に必要です。
テキストや過去問題集は同じ出版社で揃えましょう。学習効率が格段に上がります。
予想問題集に取り組む時期
予想問題集は試験勉強の後半で取り組みます。
過去問題集をほぼ全てマスターしてから、取り組むのがおすすめです。時期としては早くても夏以降になります。
また、出版社によって出題の癖が違います。違う出版社の予想問題集(または模擬問題集)も購入して取り組みましょう。
まとめ