初めての自宅模試。目的と準備

テキスト一問一答過去問題集の往復で、ある程度の範囲を勉強したら、模擬試験を実施しましょう。

今までの勉強が、本番でどれだけの得点ができるかを確かめる機会です。

8月頃から実施するのをおすすめします。もちろん、遅くなってもきちんと対策をすれば問題ありません。

ここで説明する模擬試験の活用法は市販の本を活用する例です。自宅で時間を測って実施するタイプになります。




もちろん時間や資金に余裕があれば、会場で行われる模擬試験を受験しても良いです。

ここでは自宅で自主的に行う模擬試験の活用方法の概要を、目的・実施方法(用意する物)に分けて説明します。

最初の模擬試験の目的

最初の模擬試験は、今までの勉強によって、力が付いているか確かめるのが主な目的です。

他にも目的があります。

  1. 本試験と同じ出題方法に触れる事で、実践力を付ける。
  2. 今までの勉強方法で良かったのか確認する。
  3. 現時点での得点力と苦手分野を確認する。

模擬試験に挑戦し、採点してみると、思っていたよりもできない事にがっかりするかも知れません。しかし目標である合格点に届くために、どこの勉強が不足しているのか分かるのがメリットです。

勉強のマンネリを打破するのにも良いです。模擬試験を活用して、実力をさらにアップさせましょう。

目標得点

目標得点は合格点です。もちろん試験前は、合格点に達しなくても大丈夫です。

目標得点
介護支援分野:13点以上
保健医療福祉サービス分野:22点以上
*各分野で合格点を満たす必要があります。合計点は無意味です。

あまりにも低い点数なら問題ありです。勉強方法、勉強量を見直す必要があります。

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自宅模擬試験の準備

冒頭で述べたとおり自宅での模擬試験について説明していきます。交通費や往復の時間がかからない分、復習の時間が割り当てられます。

ここではフル活用するための、おすすめの実施方法を紹介します。

時間

時間を短縮して受験します。本番では120分ですが、100分で受験します。

開始時間は本番と同じ10:00がベストです。

自宅模擬試験時間 10:00開始 11:40終了

で設定しましょう。

時計はシンプルなアナログ時計がおすすめです。デジタル時計は、瞬時で経過時間や残り時間を把握できないです。簡易的なすべり止めになるシリコン製のカバーがあるタイプならばさらに良いです。


問題用紙

問題用紙はあらかじめコピーしておき、問題用紙として準備しておきましょう。

問題を解いている間に、自分なりに線を引いたり、印をつけたりする必要があるからです。
また、復習時にも書き込みをします。

模擬問題は、時間を置いて再度挑戦します。コピーをせずに書き込んでしまったら、再利用ができません。

職場で断ってコピーさせてもらうか、コンビニでコピーしましょう。自宅にコピーができる複合プリンターがあると、模擬試験だけでなく、他の用途でも非常に役立ちます。

コピーができるおすすめのプリンター(複合機)

コピーできる用紙のサイズ、確保できる設置場所の広さ、予算などで決めましょう。

ここで紹介する機種は一般的なパソコンに接続し、プリンターやスキャナーとしても活用できます。

A4サイズまでの対応機種

場所を取らずに比較的コンパクトです。価格も控えめです。




A3サイズも対応する機種

場所は取ってしまいますが、たいていの本が見開きで一度にコピーできて非常に便利です。



解答用紙

解答用紙付録の用紙を活用します。

問題は何度も繰り返して解いて復習をします。予備が少ない場合はあらかじめコピーしておきましょう。

出版社によっては、解答用紙をダウンロードできることもあります。その場合、本にダウンロード先の記載があります。

筆記用具

本番と同じ筆記用具を用意しておきます。マークシート用の鉛筆と消しゴムセットを用意しましょう。




まとめ

初めて行う自宅での模擬試験準備について説明しました。

  • 力がついているか確かめるという目的がある。
  • 実施方法について、主に用意する物

本番を想定して準備しましょう。

 

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