介護福祉士国家試験で、残念な結果になった人向けの記事です。
耳が痛くなる事ばかり書いていますが、冷静に受け止めて敗因を分析し、対策を練って、次回の1回で必ず合格できるようにしましょう。
目次
70点台で不合格だった人
勉強量が不足しています。
あと1点、あと2点で不合格だと悔しいですね。しかし勉強量不足という点では、10点以上足りなかった人と同じです。
途中で勉強が面倒になってしまい、
- だいたい勉強したから大丈夫だろう
- 本番ではたぶん合格点が取れるだろう
等と根拠無く楽観的に考えていませんでしたか?
対策
模擬試験で90点以上取れるようにしましょう。
次回必ず合格するためには、本番前までに90点~100点は模擬試験で取れるように勉強をしましょう。
合格できれば良いので、満点を目指す必要はありません。
- 頻出問題は必ず得点できるようにする
- 本番で90~100点を取るつもりで勉強をする
- 模擬試験(模擬問題集)で100点程度得点できるようにする
69点以下で不合格だった人
勉強量が圧倒的に不足しています。
勉強する習慣すらついていない可能性があります。
易しい試験とはいえ、最低限の対策をしていないと合格点は取れません。しかも近年はだんだん難しくなっています。
対策
まず、勉強量を増やしましょう。慣れてきたら質も上げていきます。例えばテキストを斜め読みしている程度では、得点には結びつきません。
- 勉強する習慣を身につける
- テキストを読むだけでなく、手を動かす
- 過去問題集で5年分以上を繰り返して勉強する
科目群で0点があって不合格だった人
苦手科目の対策を怠った結果です。
全科目群で1つでも0点があったら、不合格になります。合計で合格点を超えていても、不合格になります。
例えば125点満点中100点以上取れたとしても、科目群のうち1つでも0点だと不合格です。
苦手科目(群)があるのは仕方ないです。しかし最低でも全科目(群)で1点は取れるような、対策ができていなかったという事です。
対策
苦手を得意にする必要はありません。最悪でも1点取れれば他の科目群でカバーできます。いつも安定して3点以上は取れるように対策をしましょう。
- 苦手科目を把握する
- 苦手科目を攻略する
- 模擬試験(模擬問題)の自己採点で、科目群ごとに得点ができているか確認する
何度も不合格している
解決が最も難しいです。2回以上不合格の人は、対策の仕方が根本的に間違っています。意識と共に行動も変える必要があります。
様々な要因が考えられますが、以下の2つが主因でしょう。
- 勉強量が足りない
- 勉強の仕方が悪い
介護福祉士の筆記試験は、決して難しくはありません。しかしきちんと対策をする必要があります。その対策の仕方が全く分からないと、簡単な試験でもなかなか合格できないのです。
さらに
- やる気がないと勉強はできない
- 時間が無いから勉強できない
- 不規則勤務だから集中できない
と思い込んでいませんか?隙間(スキマ)時間で暗記ものはいくらでもできます。むしろ暗記ものは隙間時間でやるべき事です。
対策
このタイプは攻略の突破口が見えずに行き詰っています。独学は向いていません。
専門家に勉強の進め方をアドバイスしてもらうのが良いです。
- 通学・通信講座を検討する
お金はかかりますが、無駄を繰り返すよりは良いです。次の1回で合格するという事に、お金をかけましょう。自分に対する投資です。
おすすめの勉強再開時期
自信のない人でも夏頃から、あともう少しだった人は秋頃から始めましょう。
不合格で気持ちが落ち込んで、今すぐ勉強再開なんてとても。という人もいるでしょう。
勉強の再開時期は、早すぎるとだらけてしまいます。春から始めると本番の試験まで約1年。ちょっと長いです。モチベーションを維持するのが難しく、試験はそこまで時間をかけるほど難しくはありません。
試験は毎年1月です。年末年始には模擬試験で合格点を余裕でクリアできるように、始めれば良いのです。
まとめ
不合格でがっかり。すぐに気持ちを切り替えるのは、なかなかできない事です。しかし次回は必ず合格できるよう、敗因を分析し対策を練る事が必要です。