必死にやれば間に合います!
以前から得ている知識、同様の試験の経験など複雑な要素があるものの、平凡な人で平凡な対策なら間に合いません。かといって勉強しても全く無駄になりません。だから今すぐ勉強をしましょう!
目次
今から始める人の目標
目標はあくまでも合格です。
今回はダメだから、あきらめて次に…なんて考えは捨てましょう。
本を勉強するのではなく、得点の仕方を勉強する
目標は合格です。合格点を取るための勉強をしましょう。これは全ての人に言える事です。
本を買って、さあ勉強するぞ!という意気込みは良い事です。しかしいざ勉強をし始めると、だんだんうんざりしてきませんか?たった本1冊もマスターできないなんて。
勉強するのに試験に合格できない人は、この点を誤解していると思います。
- 本がボロボロになるまで勉強する
- 本が付箋でいっぱいになるまで勉強する
- 本の内容を全部暗記する
以上のような勉強法もあります。しかし合格するための勉強法とは限りません。ましてや直前期で明らかに時間が限られている人向けの勉強方針ではありません。
問題集をマスターする事が目標ではありません。問題集は合格点を取るための道具なのです。
必要な本
必要な本は2冊だけです。
- 過去問題集
- 模擬問題集
上記の2冊が一体となった問題集もあります。その場合は1冊でOKです。
なお、合格点が取れそうであれば、本の全てを完璧にマスターする必要はありません。
なおテキスト(教科書)の追加購入は不要です。分からない事があったら、ネットで調べましょう。
過去問題集
過去問題集で基本的な力を身に付けます。
- 全ての科目群で1点以上
- 全ての科目群の合計点が合格基準点以上
点を取るための力を付ける本です。
年末年始の14日間で最低1周はしましょう。
1周すれば2周目以降はスピードが上がって、思ったよりも早く終わります。
過去問題集の選び方
- 過去5年分が科目ごとに編集されている過去問題集を選んで下さい。
なぜなら、同じ科目が一気に攻略できるからです。
試験形式のように編集されている過去問題集は避けましょう。模擬問題集とかぶってしまうからです。 - 出題頻度が明記されている過去問題集を選んで下さい。
出題頻度が高い科目(や項目)から問題を攻略でき、効率良く得点率を上げられます。しかし全科目群での得点が必要な試験です。出題頻度が高くない科目も少し目を通す必要はあります。 - ページを開いて、問題・解答・解説が一覧できる過去問題集を選んで下さい。
一覧できればページをめくる手間が省け、効率が上がります。解答・解説が別冊だったり、本の後半にあったりすると、いちいち答え合わせをするためにページを探さなければなりません。その時間と手間が無駄になります。 - 大き目の過去問題集を選んで下さい。
大き目の本なら付箋を貼っても、隠れてしまう文字や図が少なくなります。書き込みができる空欄も多いです。
出題頻度が高い問題から攻略する
出題頻度が高い問題から攻略し、得点効率を最大限まで上げます。
直前期ならではの得点力UPのコツです。
出題頻度が高い問題は必ず得点できるようにしましょう。出題頻度が低い問題を徹底的に攻略しても、効率が悪いです。
全てを丁寧に読まない。ノートを取らない
全てを丁寧に読まなくてもよいです。ノートも取りません。現実問題として時間が限られていて、やろうとしてもできません。
ただしある程度理解はできるようにしておきましょう。なぜこの問題はこれが正解で、これが不正解なのか、解説を読んで理解しておきます。
あまり深く突っ込んで勉強してしまうと、他の科目の勉強時間が取れません。時間がないのでノートを取る必要もありません。
全ての科目群で最低1点は得点できるように
合格基準の一つとして全ての科目群で1点以上得点するがあります。
この条件がある事で、全科目をまんべんなく勉強する必要があります。
苦手な科目群もあると思いますが、極端な話1点さえ取れていれば、他の得意科目群でしっかり得点できれば良いのです。
模擬問題集
模擬問題集で本番の試験の雰囲気を必ず体験しましょう。
過去問題集だけでは本番の試験では対応できない事もあります。
模擬問題集の選び方
- 過去問題集と同じ出版社の模擬問題集を選んで下さい。
同じ出版社だとデザインが似ているので取り掛かりやすく、連携が取れている(過去問題集の○○ページに類似問題あり等)ので学習がスムーズに進みます。 - 「問題」と「解答解説集」が別になる(切り離せる)本を選んで下さい。
理想は「問題」と「解答解説集」の両方が切り離せる作りの本です。 - 大き目の本を選んで下さい。
過去問題集同様の理由です。大き目の本だと付箋を貼っても、隠れてしまう文字や図が少なくなります。書き込みができる空欄もゆとりがあります。
模擬問題は何回行えば良い?
模擬問題集にはたいてい3回分が収録されています。必ず1回は体験しておきます。時間に余裕があれば3回行います。
過去問題集である程度勉強ができていれば、1回で合格点に届きます。合格点に近い点数が取れて、試験日までに余裕が無ければ、残りの模擬問題集に目を通すだけでも力になります。
勉強時間を取る事にこだわらない
時間を取る事に注目するのではなく、勉強を続ける事に注目しましょう。
ここで言う勉強とは得点するための勉強です。
勉強の時間は一日どれくらい取れば、合格が見えるのでしょうか?一日2時間?確かにそれだけ取れたら、今からでも間に合うかも知れません。しかし不規則勤務に対応しながら勉強をする人が多い試験です。時間が取れる日もあれば、取れない日もあります。
時間にはこだわらず、どれだけ問題を攻略できたかという内容に注目しましょう。
「今日は2時間勉強したからいいや」、ではなく「まだやれるからとことんやったれ!」位の意気込みは必要です。
2週間程度で過去問題集5年分を一周するには、毎日2時間でも足りないかも知れません。
細切れ時間をフル活用
また細切れ時間も活用してください。トイレ、休憩時間、食事中、歯磨き中など細切れ時間はいくらでもあります。積み重ねれば30分、1時間勉強しています。
マナー上好ましくないシーンでも、試験直前にそんなの言ってられません。なりふり構わず時間を有効活用して、集中的に攻略しましょう。
まとめ
クリスマスの12月25日から始めても、介護福祉士の筆記試験に間に合う勉強方法をまとめました。
難易度は高くない試験です。時間が無くても、しっかり積み上げていけばある程度の得点はできます。
あくまでも合格を目標に、得点できる勉強をしていきましょう。もし合格できなくても、確実に次回につながっていき、全く無駄になりません。