レクで使える!春の七草クイズ

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「春の七草」について、デイサービスなどのレクですぐに使える、クイズ形式のネタを集めました。

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春の七草クイズ

春の七草の習慣についての問題です。春の七草の習慣は、「いつ頃」始まったのでしょうか。
<ヒント>
いつから始まったか一緒に考えましょう。100年前?50年前?ではなさそうですね。江戸時代(1603~1868年)?平安時代(794~1185年)?奈良時代(710~794年)?もっと昔?
10世紀頃、つまり千年前から始まった習慣です。平安時代(794~1185年)の後半頃からになります。
一世代の年齢を30歳としたら27~40世代前になります。皆さんのおばあちゃん(お母さんのお母さん)の、が10回以上という事ですね。
春の七草の習慣について、もう一つ問題です。始まった「場所」はどこでしょうか?
<ヒント>
どこで始まったのでしょうか?農家?殿様のお城?朝廷?
場所は朝廷で始まっています。朝廷とは政治を行う所。当時は天皇ですね。後に民間にも広まって今日まで伝えられてきました。
春の七草を食べる目的は何でしょうか。
「◯◯料理で疲れた胃を休めるためです。」
御節(おせち)料理で疲れた胃を休めるために食べます。
野菜不足しがちな冬場で、野菜を補うという目的もあります。
春の七草を食べる目的は何でしょうか。
「◯◯を払い、◯◯を除くためです。」
<ヒント>
悪い気持ちの言葉と、体が悪くなる言葉が入ります。
邪気(じゃき)を払い、万病(まんびょう)を除くためです。
邪気とは病気などと起こす悪い気です。子供は無邪気と良く言いますね。万病とはあらゆる病気の事です。
春の七草はいつ食べるのでしょうか。何月何日で答えて下さい。
1月7日
が答えです。

春の七草を食べるのは、1月7日です。1月7日は節句の一つですが、なんという節句でしょうか?

<ヒント>
・例えば3月3日は桃の節句です。
・1月7日の節句は「じ」で始まる節句です。
・1月7日の節句は「人」で始まる節句です。

人日(じんじつ)の節句
が答えです。節句は5つあります。この際に5つとも話題にしてみましょう。
・1月7日 人日(じんじつ)・七草の節句
・3月3日 上巳(じょうし)・桃の節句
・5月5日 端午(たんご)・菖蒲(しょうぶ)の節句
・7月7日 七夕(しちせき・たなばた)の節句
・9月9日 重陽(ちょうよう)・菊の節句
七草はどうやって食べれば良いのでしょうか?
1.さっと湯通しして食べる
2.熱いお湯をかけて食べる
3.おかゆにして食べる
4.ごはんに乗せて、しょうゆをかけて食べる
3.おかゆにして食べる
が正解です。
この問題は利用者の世代ならば、選択肢が無くても即答できます。敢えて変な選択肢を設けることで、受けを狙っています。他に受けそうな選択肢が浮かんだら、入れてみるのも良いでしょう。
春の七草を食べるのは1月7日です。ではその日のいつ頃に食べるのが良いのでしょうか?
1.朝
2.昼
3.夜
4.寝る前
1.朝 に七草を食べます。
春の七草の種類を答えて下さい。
<ヒント>
せ◯
な◯◯
ご◯◯◯(または、お◯◯◯・は◯◯◯◯)
は◯◯(または、は◯◯◯)
ほ◯◯◯◯
す◯◯(または、か◯)
す◯◯◯(または、だ◯◯◯)
せり
なずな
ごぎょう(おぎょう・ははこぐさ)
はこべ(はこべら)
ほとけのざ
すずな(かぶ)
すずしろ(だいこん)
の7種類です。
はじめはヒント無しで問いかけてみましょう。答えに詰まったら、ヒントとして頭の一文字を出してみると良いでしょう。
応用問題として、漢字ではどう書くのか問いかけてみましょう。もちろん簡単な漢字で良いです。例えば「せり」の漢字は「芹」「ほとけのざ」「仏座」です。
「すずな」「菘」と書きます。なじみは無いですが。
「すずな」は漢字でどう書くのでしょうか。草かんむりの下に別の漢字が入ります。何が入るのでしょうか。
1.松
2.竹
3.梅
4.杉
1.松 が草かんむりの下に入ります。「菘」と書きます。
ここで一緒に手を動かして、空中で「菘」を書いてみましょう。「後でまた同じ問題を出しますよ」と言っておいて、終盤に問いかければ脳の刺激になります。
春の他に七草があります。どの季節でしょうか?

です。
春の他に秋にも七草があります。秋の七草の種類を答えて下さい。
<ヒント>
は◯
お◯◯
く◯
な◯◯◯
お◯◯◯◯
ふ◯◯◯◯
き◯◯◯(古名は、あ◯◯◯)

はぎ
おばな
くず
なでしこ
おみなえし
ふじばかま
ききょう(古名は、あさがお)
の7種類です。
春の七草の問題と同様に、はじめはヒント無しで問いかけてみましょう。

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まとめ

レクですぐに使えるようにまとめました。

最後にみんなで声を出して読んでみましょう。

「せりなずな おぎょうはこべら ほとけのざ すずなすずしろ これぞななくさ」

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