グループワークで司会進行役、やってみよう。

B!

ケアマネの研修で行われる「グループワーク」「司会進行役」はグループワーク内での役割の中では、特にプレッシャーが大きいです。

できるだけ避けたいけど、引き受けるべき?「司会進行役」は得る物が多いです。なるべく早めに、一度は引き受けましょう。

「グループワーク」について、どんなものなのか知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。

みんなが避ける「司会進行役」

みんなが避けるのが「司会進行役」です。それぞれの意見をまとめて、時間内に結論を出さなければなりません。負担感が大きくて大変な役です。

でも大変なだけではないです。メリットももちろんありますし、おすすめもします。

司会進行役では得る物が多い

「模擬サービス担当者会議」の場合は、「司会進行役」として「ケアマネジャー役」になります。

「ケアマネジャー役」はケアプランを立てた本人であり、プラン内容を把握しているのは当然です。これがプレッシャーです。

実務で「サービス担当者会議」に参加した経験の多い人に、「ケアマネジャー役」になってもらうと進行がスムースではあります。

しかし敢えて、未経験者であっても積極的に引き受けるのをおすすめします。なぜなら、得る物が多いからです。

  1. 間違ってしまっても「最初だから仕方ないよね。よく引き受けてくれたよね。」という雰囲気になる事。仲間も気を使って(それこそ)援助してくれる事。
  2. 初めのうちに経験した事で、他の人よりも早く「気づき」が得られる事。後々「あの時、もっとこうすれば分かりやすかったな、スムーズに進められたな」等。

でも無理をする必要はない

とはいえ、良く分かっていない状況で「司会進行役」引き受けても、めちゃくちゃになりそう。と思ってしまっても無理はありません。

私自身も「サービス担当者会議」に参加したのは、皆無に等しく、実際の進め方は全く分かっていませんでした。だからはじめは引き受けたくても、引き受けられませんでした。

無理は禁物です。「未経験者に限る」等、講師から特に指定がなければ、サービス担当者会議の経験がある人にやってもらいましょう。

グループの全員が初めての研修者の場合

「司会進行役」には「実務でサービス担当者会議に参加した事のある人、参加経験が豊富な人」に司会進行役を一度引き受けてもらって、雰囲気を把握するのが一番です。

かえってプレッシャーになる事もあるかもしれませんが、みんな同じ気持ちです。

グループ内に更新研修受講者がいる場合

グループ内に更新研修受講者がいれば、「司会進行役」を引き受けてもらうのも手です。「お手本見せてほしいからお願いします。」と言われれば、本人もまんざらでもないです。

しかし、経験者にやってもらっても勘違いしてはいけないのが「この人のやり方で正解」と思い込んでしまう事です。

担当利用者の数だけ、サービス担当者会議の進め方があります。一つのやり方だけに固執する事だけは避けましょう。

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まとめ

初めてのケアマネ研修の「グループワーク」で緊張しているのは皆同じです。いずれケアマネになるために受講しているのですから、積極的にを引き受けて自分の糧にしましょう。

また実務に就く予定が無い人は、なおさらです。研修中に経験しておかないと、一生「サービス担当者会議」の経験無く、ペーパーケアマネとして終わってしまうかも知れません。

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