介護福祉士の試験対策に必要なもの!
- やる気
- 対策本(過去問題集と模擬問題集)
のセットです!
今回は主に「やる気」の面に重点を置いてアドバイスします。
やる気は、ある?
試験制度の改正で「筆記試験対策」のみの受験生が増えました。ここでは主に「実技試験免除」の方向けに説明します。
受験資格を得るまで、実技試験免除のための講習で「お金」と「時間」がかかった事でしょう。
あるいはこれから講習を受けるかもしれません。
いずれにしても、介護福祉士試験には「お金」と「時間」がかかります。「実務経験」と合わせて、今までの積み重ねを無駄にしないよう、絶対に合格するという意思を持ちましょう。
- 試験勉強がかったるい
- 勉強する習慣が無いから、面倒そう。
- 試験が難しそう
など勉強に二の足を踏む理由はいくらでもあります。
やる気を出すには
勉強する理由を探します。勉強をして、合格して、介護福祉士の登録者証を手に入れるメリットを探しましょう。
紙にメモして目に見える形にする事で、よりはっきり意識づけができます。
- 給料(時給)が上がる。
- なんといっても国家資格が取れる。
- 経験者としてだけでなく、国家資格持ちとして昇進や転職に有利。
- 取れたらケアマネ(介護支援専門員)へのステップアップが見込める。
- 「介護福祉士」資格が必要な業務に就ける。
- 「福祉用具専門相談員」を名乗れる。
- 介護面ではもちろん医療面でも知識が付く。
等、いろんなメリットがあります。
今後も福祉業界で仕事をしたいのなら、取っておくべき資格です。
やる気が無くても、受験申込をする人はいるでしょう。「そのうちやる気が出たら勉強しよう」と消極的ではあります。が、そんなのでもやる気はゼロでは無いです。わずかでもやる気があるのなら、そのやる気を大事にして伸ばしましょう。
現状よりも良い未来が待っています。
勉強する習慣をつける
仕事や生活に追われて、普段から勉強の習慣が無い人も多いでしょう。テストは苦手だ、トラウマがある、という人も少なからずいるでしょう。
ここではっきり言います。介護福祉士の難易度は高くないです。ここでつまづくようでは、この先も大した人生は送れません。
まずは勉強する習慣を付けましょう。習慣と言っても、一流大学を目指す受験生並みに勉強をする必要はありません。
毎日少しずつ勉強する癖をつけるのです。はじめは一日1ページだけでもいいです。その1ページでさえ難しいのなら1週間で1ページでもいいです。
もしかしたら試験に間に合わないかも知れません。最悪それでもいいのです。また次に受験すればいいのです。
ほとんど勉強をせず、試験に臨むのが最悪です。次回の受験につながりません。
予定は立てない
本を買って、試験日までの予定をしっかり立てて、さあ勉強開始!となったところで、あれれ?
思ったように進まない!という事が良くあります。
筆者は色々資格を取ってきていますが、ほぼ100%予定は立てずにやってきました。
勉強し始めは、雰囲気やコツをつかむのに必死です。予定を立てようがないのです。
勉強を始めてコツをつかむ前にきっちり予定を立ててしまうと、どうしても予定より遅れがちになってしまいます。
そして人は、予定通りにいかないと、やる気が失せてしまいます。
予定は合格するために立てています。しかしいつの間にか予定通りに進めるために、必死に勉強するようになってしまうとおかしくなります。目標は予定通りに勉強する事ではありません。合格する事です。
だから予定(細かい予定)は立てない事をおすすめします。
介護福祉士国家試験の場合、毎年「1月下旬に試験」があります。試験当日からさかのぼって、大まかな予定は立てましょう。
始めはこの程度で良いです。勉強を進めていくうちに、コツがつかめてきます。
勉強しながら、分かってくる事があります。得意分野、調子のいい時、は思ったよりも勉強が進みます。勉強時間をまとめて取れる日もあるでしょう。
その反面、勉強し始めや、勤務の夜勤明け、疲れている時、忙しい時は勉強が進みません。ただ、そんな時であっても、勉強をする習慣が付いていれば、1分でも3分でも勉強するようになっていて、必ず力になってきます。
まとめ
この記事を書いたのは11月が始まる週。
受験申込をした人の多くは、勉強を始めている事でしょう。
まだ勉強を始めていない方は、最低限「過去問題集をマスターする」事を目標に、今日から頑張りましょう。
明日から、ではなく今日からですよ!始めないと、どれだけ勉強をすればいいのかすら分かりません。1週間位してやっと全体像が見えてくるかどうかです。
全体像が見えてきて、なんとなく予定が立てられます。予定は先に立てても無駄になります。矛盾していますが、予定は後で立てて下さい。
予定に振り回されずに、合格のために勉強をし、合格のための予定を立てましょう。