真冬の介護福祉士筆記試験、長時間の試験に対応するための究極の対策は<トイレ対策>です。
- 水分は控え目にする。味の濃い物は食べない。
- 体を温めるのではなく、冷やさない。
以上の2点を押さえておきましょう。
目次
避けられない生理現象
介護福祉士試験は午前と午後に分けて行われます。それぞれ2時間近くと、決して短い時間ではありません。
長時間、席に座っていなければならない試験。集中力を維持するのが大変です。
しかしもっと切実な問題があります。それはトイレに行きたくなるという、生理現象です。試験に集中するために、できるだけトイレに行かずに済むよう、対策を立てましょう。
会場入り前にトイレを済ませる
会場のトイレは混雑します。
試験会場に入る前に、駅・公園・コンビニ等でトイレを済ませるのも対策の一つです。
注意すべきは午前!
介護福祉士筆記試験は、午前・午後と試験が行われます。午前の方が、拘束時間が長いので特に注意です。
午後試験 13:45~15:35
両方とも<1時間50分>の試験時間です。同じじゃないか?!確かに同じです。
しかし!午前の試験前に「試験の説明時間」があります。準備等を含めて30分は、午後よりも長く席に座っていないといけません。
午後は説明が省略される分、座っているべき時間が短くなります。しかしトイレ問題とは別の問題が発生します。食後なので眠くなってしまうのです。食べ過ぎに気を付けましょう。
トイレは直前で済ませたのですが、少し寒かったのと水分量が多めになってしまったので、午前の試験開始後1時間程度でトイレに行きたくなってしまいました。
目途がつくまで何とか我慢して問題を解いて、途中退出しました。
トイレ対策
対策1:水分を控え目にする
起床して会場に着くまでの水分補給を、少な目にしましょう。もちろん直前にトイレには必ず行きましょう。
カフェインが入っている飲み物は、利尿効果があります。カフェインの入っていない飲み物を少な目にとりましょう。
水分の多い食べ物(果物等)も避けましょう。
水分が欲しくなる味の濃い食べ物(特に塩っぱい食べ物)は、避けましょう。
対策2:少し早く退出することも考える
幸いにも介護福祉士の試験は、時間一杯かけなくてもある程度はできてしまいます。試験時間いっぱいまで着席せず、退出可能時間内に退出してしまいます。
もちろん途中退出したら再入場はできません。悔いの無い所まで解きましょう。
途中退出でも試験問題は持ち帰る事ができます。
試験時間いっぱいまで着席していると、解答用紙の回収と確認でさらに5分ほど待たされます。しかもその後、皆一斉にトイレに向かうから、トイレは大混雑です。
対策3:紙パンツとパットを装着する
最悪の事態に備え、紙パンツ(紙おむつ)とパットを装着して試験に臨むのです。
冗談抜きでこの対策を薦めてくる人はいますし、実際に装着してくる人もいます。
この仕事をしていれば、十分にお分かりだとは思いますが、パットも必ず装着しましょう。尿量が多くて、紙パンツだけでは全く対応できません。紙おむつも同様です。
対策4:体を冷やさない
体が冷えればトイレも近くなります。体を冷やさないよう、防寒対策をしっかりやりましょう。
おすすめは「厚着」系です。カイロ等の「温める」系は避けましょう。
コート、ひざ掛け、マフラーなどは、試験中に着脱しても問題ありません。暑くなってきたら脱げるし、寒いと感じたら着る事ができます。
ズボン下やタイツは試験中に脱ぐ事ができません。寒がりな方以外はおすすめしません。
しかし体の中に入れるカイロはどうでしょうか?
カイロを体の中から出し入れすると、不正行為と判断されて、試験中止とされてしまってもおかしくありません。
試験官に申告し、立ち会ってもらえれば可能かもしれませんが、無駄な時間を消費してしまいます。
カイロは部分的に温めるものです。熱さの微調整はできず、熱くなりすぎる事が良くあります。試験中に位置を調整するのは、集中力の低下につながります。
温まりすぎると、眠くなる事もあります。
体を温めるよりも、冷やさない事を念頭におきましょう。
まとめ
介護福祉士の筆記試験は長丁場です。トイレ対策は万全に。
- 入れる水分を少なくする。
- 最悪の事態に備え、紙パンツにパットを装着して試験に臨む。
- 途中退出も考える。
- 体を冷やさない。