介護職でもパソコンの知識があり、取り扱いができると、実務で役立ちます。
パソコンの知識を養うために手っ取り早いのは、「とにかくパソコンに触る。」です。
この記事では「パソコンが苦手」、「あまり触った事がない」人で、これから購入を検討している人向けの内容となります。
もちろん使いこなしている人にも、「こんなに安いのに割と使えそうだから、追加で買ってもいいかな?」と思える機種を紹介します。
目次
なぜパソコンの知識が必要なのか
介護職はパソコンが扱う事がメインではないものの、パソコンを扱う場面はいくらでもあります。
介護職ならば介護記録を必ず付けます。手書きもありますが、パソコンで介護記録を入力する職場もあります。
他にも連絡事項の作成、おむつなどの消耗品管理、分かりやすい一覧表の作成など、パソコンが扱えれば仕事が非常にスムーズになります。
ここでお気づきでしょうか?介護職でパソコンを扱う内容は、ほとんど「文書作成」です。Word(ワード)やExcel(エクセル)が使えれば良いのです。
プログラミングやお絵かき(グラフィックス)は、また特別に訓練・勉強が必要なジャンルです。そこまでは介護職には求められていません。
スマホやタブレットと、パソコンは目的が異なる
スマホやタブレットは、パソコンとは目的が異なります。
スマホやタブレットは簡単なデータの入力や閲覧に適しています。書類の作成は不可能ではなくても、パソコンよりも効率が悪いです。
操作面でもスマホやタブレットは、パソコンとは異なります。扱える事に越した事はありませんが、パソコンはパソコンで扱えるようになりましょう。
実機を触ろう
パソコンに苦手意識があるならば、直接触っていじり倒すのが一番です。
パソコンはそんなに怖くありません。すぐには壊れません。
家にパソコンがあれば活用しましょう。無い場合は、お小遣いをためて買いましょう。
ここではずばり予算5万円で始められるように紹介します。5万円だったら何とかなりそうでしょう。
もちろん中古品や型落ち新古品等でしたらもうちょっと予算は抑えられます。ただし初心者のうちは、選び方にコツが要り難しいです。
ノートパソコンがおすすめ
パソコンには大まかに分けると、デスクトップパソコンとノートパソコンがあります。
ノートパソコンの方がコンパクトで、買い足すものが少ないのでおすすめです。
- 設置場所の確保に悩まずに済む。
- 片付けやすくあまり場所を取らない。
- 消費電力が少ない。
- バッテリー内蔵でどんな場所でも作業ができる。
- 持ち運びができて、外出先でも使える。
見た目で選ぶと苦労する
見た目のカッコいいパソコンは所有満足度は高いですが、初心者にとって扱いが難しいです。
デザイン的にカッコいい「Mac Book」は、基本部分が職場で使われているパソコンと異なります。使い勝手が違っているためおすすめできません。5万円という予算もかなりオーバーしていまいます。
安いパソコンで十分
決して高いパソコンにする必要はありません。
高いパソコンは機能がてんこ盛りで、初心者のうちは使いこなせません。
しかし安すぎると動作が遅くて作業性が悪くなります。
激安ではなく、かといって高級品である必要もなく、安めのパソコンが良いです。
でも5万円の予算だと、やはり激安に近い機種になってしまいます。
処理速度が多少犠牲になります。使い倒して操作に慣れてパソコンよりも早く作業ができるようになったら、初心者用パソコンは卒業です。思い切って買い替えましょう。
次に紹介する機種は、タブレットパソコン(タブレットPC)にもなるノートパソコンです。スマホと同じタッチパネルです。
またオフィスソフト(ワード、エクセルと同等のソフト)もついていて、かなりコストパフォーマンスが高いです。
Webカメラも付いていて、Zoomも設定をすれば使えます。
ただし全体的に小さめで、性能も控えめです。そこは割り切って使いましょう。
プリンターも必要
文書を作っても画面の中で見ているだけでは、どんな風に紙で出てくるのかさっぱり分かりません。
自分の作った文書がプリンターから印刷されて出て来る。結構うれしいものですよ。
プリンターはパソコン周辺機器では、真っ先に揃えるべき物です。コピーもできる一体型プリンター(複合機)が、実用的でおすすめです。
まずは最も安いランクの機種を購入してみて、欲が出てきたら上位機種にステップアップしましょう。
まとめ
予算5万円でノートパソコン本体(オフィスソフトのWord(ワード)・Excel(エクセル)付)と、コピーもできるプリンターを揃えて、スキルアップしてみてはいかがでしょうか。
業務がスムーズになれば、残業が減って有意義な時間が作れるようになるかも知れません。