2019年度のケアマネ試験は、大型台風と新型コロナウイルスのため、試験そのものが実施されるかどうかという、異常事態になりました。
2020年も台風の直撃は避けられたものの、余波で風雨が続いています。今後、長雨による土砂崩れ等の災害が見込まれます。
この異常事態に打ち勝ち、合格を勝ち取るためのコツをまとめます。
必要:合格できる得点力を保ち続ける
2019年のケアマネ試験は試験以前の試練
2019年のケアマネ試験は、普通に受験できない地域がありました。
試験が中止になって、その後の再試験も実施されるかしばらく分からず、勉強どころではない状況が続きました。
災害や新型コロナウイルスによる影響
2019年度のケアマネ試験は、関東地方を中心に台風直撃のため試験が中止になりました。
2019年10月13日の試験日は、台風が直撃し各公共交通機関は運休が予告されていました。試験会場に行きたくても、物理的に行けない状況で、一部地域は試験が中止になりました。
なぜか関東地方のうち、群馬県だけ試験が実施されました。
数か月後、試験中止になった地域では、翌年2020年3月8日に再試験が行われると発表されました。
試験の中止=再試験なしが普通の解釈です。
しかしこの頃は新型コロナウイルスの流行により、感染防止のため試験参加は個人判断。試験に参加しなかった場合は、次回の試験に繰り越しできる事になりました。
モチベーションは保ち続ける必要なし
このような状況でモチベーション(=やる気)を保ち続けるのは難しいです。だから保ち続ける必要はありません。
試験が中止になったのに、今度いつ行われるか分からない・行われるかすら分からないのに、モチベーションを試験直前同様に保つのは無理な話です。
一日の生活に「活動」と「睡眠」のサイクルがあるように、勉強にもあります。モチベーションを保ち続けるという、無理な事にエネルギーを費やす事はやめましょう。
モチベーションを保つために心身を消耗して、本番での得点力が低下したら無意味です。
合格できる得点力を保ち続けるべし
最終目標は合格です。試験日が判明したら、試験当日に合格できる得点ができれば良いのです。
勉強を中断しても、今までの勉強がすっかり無駄になるわけではありません。覚えた事を忘れてしまわないよう、得点力が落ちてしまわないよう、試験当日までに維持・向上できれば良いのです。
エビングハウスの忘却曲線(→ググってみよう)という、記憶に関する研究結果があります。人間の脳は、一定期間経つと忘れてしまうようにできています。少し忘れた頃に思い出せるよう勉強を繰り返すと、忘れる事が少なくなり効果的です。
まとめ
試験が中止になったり、延期になったりすると、どんな人でも試験に対するモチベーションを保ち続けるのは難しいです。だからモチベーションを保ち続ける必要はありません。
モチベーションを保つ事に注力するよりも、合格できる得点力を試験本番までに維持・向上できるかがポイントです。