
介護福祉士国家試験に合格!しかし合格しただけでは、介護福祉士は名乗れません。
合格したら、すぐに登録の手続きをして下さい。
詳細はこちらをご欄下さい。→新規登録の申請手続き(社会福祉振興・試験センター)
合格したら登録手続きをする
介護福祉士の試験に合格!しかし合格=介護福祉士ではないのです。登録されて初めて介護福祉士を名乗れます。
合格通知は単に試験の合格を知らせる書類です。合格通知が手元にあっても、介護福祉士になったわけではありません。
登録されるまでは介護福祉士ではない
登録されて、登録証が手元に届かなければ介護福祉士を名乗れません。
合格通知を所属している事業所に持っていけば、「おめでとう」は言ってくれるかもしれません。しかし、まだ「介護福祉士」ではないので、事業所には1円の利益にもなりません。
事業所が介護サービスを実施する上で、「介護福祉士が配置されている事」が条件になっている事があるからです。
これから就職活動(転職活動)をする際に、「介護福祉士国家試験合格」をアピールするのは大丈夫です。ただし、やはり就職先から、早めに登録証を呈示するよう要求されます。
登録の手続きは郵送
合格通知が届いた翌日以降、登録手続きの書類が郵便で届きます。登録の書類を揃えて、郵便局の窓口で「簡易書留」で提出します。
気になる郵便料金は合計460円程度です。
- 普通郵便 140円程度から(書類の量によって異なるので目安です)
- 簡易書留 320円
簡易書留は
- 郵便物を窓口で提出した
- 郵便物を相手が受け取った
記録が残ります。大切な書類を確実に届けるために必要なオプションです。
普通郵便ではこのような記録は残りません。
登録手続きで必要なお金
合格通知の後に、合格証書が同封された手続き書類が届きます。ここでは概要をまとめます。
- 登録申請書に必要事項を記入
- 登録免許税『収入印紙』を購入する。介護福祉士は9,000円。
高額な収入印紙のため、コンビニ等では入手しにくい可能性があります。郵便局の窓口での購入が無難です。また金額は様々ですが、貼り付け用紙のスペースが限られているので、4,000円と5,000円の組み合わせをおすすめします。 - 登録手数料を郵便局等で払い込む。介護福祉士は3,320円。
- 戸籍を証明する書類を用意する。市役所等で1通450円。
下記ア、イ、ウのいずれか1通
ア 戸籍の個人事項証明書の原本
イ 戸籍抄本の原本
ウ 「本籍地を記載した」住民票の原本 - 以上を揃えて郵便局の窓口で「簡易書留」で提出。送料はおおよそ460円。
合計13,230円が登録に必要なお金の目安です。
もしも登録せずに放置したら
合格しても、登録手続きをせずに放置したら、いつまでも介護福祉士にはなれません。登録の締め切りはありませんが、登録しない全くメリットはありません。
合格した事実があっても登録証がなければ、介護福祉士ではありません。合格したら、必ず登録手続きをしましょう。
なお次年度以降に登録をする場合、登録免許税や手数料が改定されている場合があります。値上げしているかも知れません。
まとめ
登録するのに必要な費用は約13,230円です。ここでもお金がかかってしまいますが、ここまでくれば登録するだけです。
給料の手当や時給を早く上げるために、できるだけ早く登録手続きを済ませましょう。
書類をすぐに提出すれば、登録証が手元に届くのは早くて4月下旬です。遅くても5月のゴールデンウイーク後には届きます。