介護福祉士国家試験_防虫剤

2019年の難問・珍問・奇問の一つとして、防虫剤の種類を問う問題が出ました。知識が無いと解けない問題です。きちんと勉強をしていても、範囲外からの出題です。

範囲外の知識がないと解けない問題は、捨て問題として扱いましょう。得点する事にこだわる必要はありません。

防虫剤問題

衣装ケースの中の防虫剤はどれが良い?という問題です。訪問介護をしている人には有利?になるのでしょうか。

問題54
Dさん(84歳、女性、要介護3)は認知症(dementia)があり、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用している。ある日、Dさんが、訪問介護員(ホームヘルパー)と一緒に衣装ケースを開けたところ、防虫剤がなくなっていた。Dさんは、新しいものを補充してほしいと訪問介護員(ホームヘルパー)に依頼したが、防虫剤の種類や名前はわからないという。

この衣装ケースに補充する防虫剤の種類として、最も適切なものを一つ選びなさい。

  1. しょうのう
  2. ナフタリン(naphtalene)
  3. パラジクロロベンゼン(paradichlorobenzene)
  4. シリカゲル(silica gel)
  5. ピレスロイド系

これも知識が無いと解けない問題です。しかし実務で知っておいて損はありません。これを機会に覚えましょう。

「4.シリカゲル」乾燥材です。海苔など食品が湿気でダメになってしまうのを防ぐものです。防虫材として衣類に使う事はありません。真っ先に選択から外します。

シリカゲル

筆者はここで白旗です。あとは正直言ってどれでも良いのでは?と思ってしまいます。

エステーのサイトにズバリ解答があります。
http://www.st-c.co.jp/plus/question/answer/05.html

正解は「5.ピレスロイド系」です。

種類が分からないという事は、同じ衣装ケースで他の防虫剤と混ぜて使っても良い種類である必要があります。条件を満たすのは「5.ピレスロイド系」だけです。

解答:5

防虫剤の種類

防虫剤の種類をそれぞれ調べてみました。

  • しょうのう 漢字で「樟脳」と書きます。クスノキから加工した天然の防虫剤です。
  • ナフタリン ナフタレンとも言います。化学合成した防虫剤です。
  • パラジクロロベンゼン 化学合成した防虫剤です。ナフタリンよりも即効性がありますが、長持ちしません。
  • ピレスロイド系 上記3種類は独特の臭いがありますが、ピレスロイド系は臭いがしません。衣類の防虫剤として併用ができます。成分のピレスロイドは、蚊取り線香などの殺虫剤として使われています。
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まとめ

過去問やテキストで勉強をしても、範囲外から出る問題は得点できなくて当たり前です。得点できればラッキー。

完璧な難問・珍問・奇問対策は無理です。それよりも他の基本的な問題で、しっかりと得点できるような勉強をしましょう。

出題傾向が変わって、このような問題が多数出るようになったら、各出版社で対策本を出してくれるはずです。その時期が来るまで、無理して勉強する事はありません。

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