絶対にやってはいけない学習予定の立て方。

4月に入ってケアマネ試験勉強を始めている人が増えています。ここでは学習予定の立て方のコツを教えます。

勉強のペースは常に変化します。細かい学習予定は立てず、おおざっぱな学習予定を立てていくのがコツです。

おことわり
ここの記事は筆者の経験に基づく意見です。ここで「悪い」としている学習予定の立て方でも、合格している人はいると考えられます。目標は合格です。合格するためにふさわしい学習予定を立てる目安として、ここの記事内容を活用してください。

学習予定の組み方の悪い例

「今週はここを勉強して、来週はここを勉強して。よし、試験前までに全部終わるぞ!」

というふうに一週間ごとにきっちり組むと、いつか破たんします。予定通りにいかない事が多いからです。

筆者は某通信講座を受講していて、ご親切に学習予定表が付いてきました。

こんなふうに勉強する範囲が、週ごとに指定されていました。

  • 4月
    第1週 介護支援分野 1 介護保険制度の創設
    第2週 介護支援分野 2 保険者・国・都道府県の責務等
    第3週 介護支援分野 3 被保険者
    ~以下略~

というふうに一週間ごとに前から順番に勉強していくというスタイルです。

なぜ良くないのか

このやり方のどこが良くないなのか。効率が悪すぎるのです。

  1. 最初に来る介護支援分野は難しく感じる人が多いです。いずれ全部勉強しなければならないのですから、前から順番に勉強を進めなくても良いです。
    保健医療福祉サービス分野から入っていくと、うまく勉強のペースがつかめる事もあります。
  2. また頻出度別に勉強をする方法もあります。頻出度が高い分野から勉強すると、過去問題模擬問題の得点も高くなり、達成感もあります。

一週間ごとに勉強する範囲を決めていけるメリットは、学習予定が立てやすいというだけです。

予定表に書き込む

実際に勉強を始めると、進むスピードは一定ではない事が分かってきます。予定通りに勉強が進められなくなるのです。

  • 苦手な分野もあれば、得意分野もあり
  • 調子良く勉強が進む時もあれば、調子が悪い時もある

スピードが上がったり、落ちたりを繰り返します。

一応、某通信講座の提示した学習予定表には、月~金は勉強、土日は予備日(調整日)としていました。しかし本質的には変わりはありません。

調子の良い時や時間がたっぷりとれる時は、どんどん進めていきたいですね。「予定よりも早く進んでいるから、今週は勉強お休み!」なんていうのが、一番もったいないです。

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まとめ:状況に応じて変えていくべき

以上のように勉強のペースは常に変化します。勉強の進め方は、ペースに応じて変えていくべきです。

さらに、以下のような要素もあります。

  • 勉強し始めは、新しい本を開く刺激と、新しい世界に入る頭の切り替えが必要で、ペースは遅いです。
  • だんだん慣れてくるとペースが上がってきます。しかし同時に以前の分野の復習もしなければなりません。復習という要素もペースが落ちる原因になります。
  • 理解度に関しては、勉強が進めば進むほど上がっていきます。しかし後半では、疲れや集中力低下で少し落ちます

など、一定のペースで勉強を進める事が困難なのです。

細かい学習予定を立ててしまうと、学習予定表通りに進めるために、勉強をするという本末転倒な事になってしまいます。

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