ケアマネ研修の修了評価、合格するには?不合格だったら?

ケアマネ研修で避けて通れない「修了評価」。いわゆる「小テスト」です。

修了評価(小テスト)をクリアしないと、研修が修了できません。しかし警戒しすぎる事はありません。

  • 出題の難易度は高くない
  • ○×で答える
  • 自己採点

だからです。

ケアマネ試験を突破した人なら、問題なく「ほぼ」修了評価は突破できます。対策を立てる必要はありません。

特に断りのない限り、2016年の神奈川県での例です。他の自治体・他の年度では異なる部分があります。参考程度にご覧ください。

修了評価(小テスト)の出題形式

修了評価の出題形式は以下の通りです。

  • 問題数は10問
  • 長くても100文字程度の文章
  • 文章を読み○か×か解答欄に記入する
  • 試験時間は10分

採点は自己採点です。隣の人と交換して採点はしません。恥ずかしい思いをしなくて済みます。

修了評価の難易度

ケアマネ試験のように「5つの選択肢から適切なものを2つ(または3つ)選べ」という形式ではありません。

○か×を解答すればいいだけなんです。

ケアマネ試験に合格した人であれば、例え細かい部分は忘れかけていたとしても、解ける程度の難易度です。

ケアマネ試験に比べたら、はるかに難易度は低いです。私は9〜10点の間をウロウロしていました。

長い講義中は、どうしてもうとうとしてしまいます。聞き漏らしてしまっても、何とかなるレベルです。

修了評価の出題例

  1. アセスメントでは、本人よりも家族の要望を重視する。
  2. その人らしさをつかむために、生活感、価値観、人生観などを含めた全体像のアセスメントを行っていく必要がある。

上記のような問題が出ます。試験だけの知識でも何とかなりそうなレベルですね。

解答 1.× 2.○

修了評価の試験時間

試験時間は10分です。

ただし周囲の状況から判断して、明らかに全員が解答し終わっている場合は、時間前でも終了する事がありました。

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修了評価(小テスト)は毎回必ず実施される

ケアマネの研修は、ただ出席をしていれば良い訳ではありません。

研修の単元ごとに理解ができているかの確認テストである「修了評価」に合格しないといけません。

一日に1回「以上」行われる

単元ごとに修了評価が行われるため、一日に1回だけの日もあれば、3回も行われた日もあります。ただし単元が日をまたぐような事があっても、一日に必ず1回は行われました。

ある日の研修の事です。今日は単元が終わらず次回にまたぐだろう、今日は修了評価は無しだな。と思っていたら、その日の最後に講師が「修了評価を行います。」と言いました。

みんな油断していたのか、会場が少しざわつきました。

修了評価は一日の始めに行われるのではありません。単元が終わったら行われます。その日の最後、締めくくりには必ず行われます。

一日の最後に修了評価が必ずあるので、一日を通して油断はできません。

3回行われる日は、例えばこんな時間帯に行われます。

  1. 午前中1回
  2. 昼休憩後に1回
  3. その日の最後に1回

合格の基準と不合格の時の対応

合格点

合格点は1問1点として、6点です。半分より多く正答であれば合格です。

ケアマネ試験と違って、落とすための試験ではなく、確認の試験です。合格基準・問題の難易度は甘めです。

確率で言うと、全て○か×を適当に書いても、5点は得点できます。しかし当然の事ですが、正答の○や×の数が偏っている事があります。×が5個続いた時もありました。

問題は主催者の手作りです。出題の意図が良く分からなかったり、難易度にムラがあり難しくなっている回もありました。難しい回は不合格者が多かったです。

また問題文そのもののミスが3回ありました。その場合は全員無条件で正答となるか、試験前に問題文を訂正の上取り組むかのどちらかでした。

もしも不合格だったら

筆者は幸いにも修了評価(小テスト)で不合格だった事はありませんでした。

決して優秀な成績でケアマネ試験に合格した訳ではありません。ですから心配しすぎる事はありません。

分かっている範囲で教えます。合格できなかった場合は、名前が呼び出されます。マイクで。みんなの前です。

呼び出されるときは、修了評価の不合格か、個別の事務的な連絡かのどちらかです。県民ホールで行われた合同の研修では、毎回10名程度呼び出されていました。

微妙に難しい回もあって、その時は呼び出される人数が多かったです。確かにちょっと難しいな、と思っていたテストでした。

不合格者だった場合は「レポート提出」です。筆者の妻の情報です。

レポート提出は原稿用紙1枚(400字)~2枚(800字)程度。ちなみに主任ケアマネの修了評価不合格者は、なんと原稿用紙3枚(1,200字)という事です。

あと考えられるのは追試ですがこちらは無いとの事。また補習、補講はお互い(主催者・参加者)に時間が取れないから、あり得ないです。

まとめ

修了評価(小テスト)は難易度は高くないから対策は不要です。落とすためのテストではなく、確認するためのテストなので。

しかし一日の最後には、必ず行われます。油断しすぎて、適当に解答すると不合格になってしまいます。不合格になってレポート提出となったら、ちょっと面倒ですね。

油断しすぎず、修了評価(小テスト)に取り組んでください。

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