本当は恐ろしい冬の熱中症。水分をとろう。

冬も熱中症になります。熱中症を防ぐには、水分をきちんととって下さい。最もお手軽で確実な水分補給は「水道水」です。

夏と違って寒くて汗をかかないから、水分は出ていない?とんでもない!

水分は呼吸だけでも失われています。寒い所で息を吐くと、白いですよね。

あの白さが体の中から出ている水分です。

冬の熱中症に注意

一般的な「熱中症」とは夏の蒸し暑い時期に発生しやすい体の不調です。
ところが冬の熱中症はあまり語られません。夏の熱中症のような典型的な症状にもなりにくいです。

冬は汗をかかないから、脱水に気づくのが遅れがちになり、熱中症となる事があるのです。

家族が久しぶりにおばあちゃんの家に遊びに行ったら、こたつでぐったりしていた。
慌てて救急車を呼んで受診、診断は「熱中症」なんてこともあるのです。

熱中症は早く気づいて、早く対策をすれば、何事もなかったかのように回復します。

しかし遅ければ遅いほど重症化して、手に負えなくなります。

スポンサーリンク

高齢者は冬も脱水しやすい

寒い時期、高齢者は体を動かさず、水分をとらずで、熱中症になりやすい条件が整っています。

冬になり寒くなると着替えて外に出るのがおっくうになります。

体が思うように動かない、あちこちが痛い高齢者ともなるとなおさらです。

しかもできるだけトイレに行きたくないから、普段から水分をとらない。

熱中症になりやすい条件が整ってしまっているのです。

こたつや部屋から出ると寒い。腕や脚を動かすと痛いから動きたくない。

トイレに行きたくないから、水分はとらないようにしよう。

その結果…一日中こたつでテレビを見て過ごす。水分はとらない。
これでは熱中症だけでなく、他の病気のリスクも出てきます。

夏に限らず、冬期の熱中症予防にも「水分補給」が肝心です。

利尿作用のある水分に注意

利尿作用のある水分はとらないようにしましょう。

利尿作用とは、体の水分を奪って尿として外に出してしまう作用の事です。

飲む事でおしっこがしたくなって、飲む前よりも水分が失われてしまうのです。

利尿作用がある飲み物(食べ物)の例
  • アルコール
  • カフェインが入っている飲み物
  • ジュースなど糖分が入っている飲み物
  • 果物

ミネラルウォーターであっても、近年は糖分などが添加されている製品もあります。

添加されている製品は避けましょう。

おすすめの水分補給

最も手軽で確実な水分補給は「水道水」です。

「水道水」が苦手な場合は、ミネラルウォーター等で代用して下さい。

ウォーターサーバーを利用する

最もお手軽な水分補給です。

定期的にボトルが配送され、消費量も一目瞭然。冷水やお湯も一瞬で出ます。

広告

信濃湧水
広告

(本契約)

カフェインレスの飲み物にする

コーヒーにはもちろん、お茶にもカフェインが入っています。

コーヒーのカフェイン濃度は、抽出の仕方によって、違ってきます。

お茶のカフェイン量も種類によって違ってきます。

コーラやココアなど、意外な飲み物にもカフェインは入っています。

一般家庭にカフェイン濃度を計測する機械はありませんし、機械を置いておくのも現実的ではありません。

だから飲み物にどれだかカフェインが入っているかは分かりません。

購入の時点で、カフェインが入っていないものを選びましょう。

カフェインの入っていないお茶は「カフェインゼロ」とパッケージに書かれています。

カフェインの無いお茶の例
  • 麦茶(各社)
  • 爽健美茶(日本コカ・コーラ)
  • 十六茶(アサヒ飲料)

以上がカフェインゼロのお茶の例です。

カフェインがほとんど入っていないコーヒーもあります。

通販などで手に入ります。コーヒー好きにはおすすめです。

カフェインが全くないのが「カフェインゼロ」、カフェインがほとんどないのが「カフェインレス」となっています。

カフェインが無い飲み物のおすすめ

ミネラルウオーターや水道水が無難です。

水道水にどうしても抵抗がある場合は、ミネラルウオーターにしましょう。

店頭で購入して家まで持ち運ぶのは重くて大変です。通販を利用しましょう。





ミネラル成分が少な目のほうが無難です。多めですとお腹がゆるくなりやすいです。

ミネラル成分が少ない水は「軟水」と呼ばれます。たいていの製品は軟水です。

「軟水」の反対が「硬水」です。おおざっぱな見分け方は、ずばりお値段です。「硬水」は高いよ!

迷ったらとりあえず「南アルプスの天然水」にしましょう。

どのお店にも置いてあるし、特に高い訳でもないし、無難な製品です。

知名度も抜群で誰もが聞いた事があり、飲んだ事もあるでしょう。

お茶

普通に良く飲むお茶、例えば「緑茶」にはカフェインが入っています。

しかしどうしてもお茶を飲みたい場合は、「カフェインゼロ」のお茶にしましょう。

麦茶

麦茶にはカフェインが入っていません。癖がなくて飲みやすくて、安い!

我が家では毎日のように麦茶を作って、家飲み用・持ち出し用としています。

作り方は非常に簡単。1.8ℓのボトルに麦茶パックを入れるだけ。

1時間程度すれば、常温の水でも麦茶になります。

実際に使っているのは、「香り薫るむぎ茶 1L用ティーバッグ 1パック 54袋入り」です。高くても200円程度。

1パックあたり4円以下の肺コストパフォーマンス。1ℓ用ではありますが、1パックで1.8ℓのボトルに入れても、問題なく麦茶が作れています。






爽健美茶

コンビニやスーパーなど、どこでも売られている日本コカ・コーラの「爽健美茶」

「爽健美茶」にもカフェインが入っていません。こちらは麦茶のようにパックではなく、ボトル販売です。

容量は様々で、良く見かけるのは525mlと600mlでしょうか。もちろん1ℓや2ℓボトルの製品もあります。

原材料名を良く見ると「ハト麦」が入っています。「ハト麦」にはイボ取り効果や美肌効果があります。

一方、「ハト麦には利尿作用がある」と説明しているサイトがありますが、

体内の余計な水分を出す効果と言ったほうがより適切な表現でしょう。




十六茶

アサヒ「十六茶」もどこでも売られている、カフェインゼロの定番商品です。ボトル販売になっています。

ボトルの種類としてよく見かけるのは、500ml・630ml・2ℓあたりです。

こちらにも原材料名として「ハト麦」が入っています。気分で爽健美茶と十六茶を飲み分けるのも良いでしょう。



まとめ

冬も熱中症になり得ます。トイレに行くのが面倒でも、水分はできるだけとるようにしましょう。

水分としてコーヒーやお茶は避けて、水・麦茶・市販のカフェインゼロの飲料(爽健美茶・十六茶など)で水分をとるようにしましょう。

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事