介護福祉士国家試験の筆記試験が迫っています。直前対策として3つのポイントを挙げます。
- 体調管理
- 受験の準備(受験票・筆記用具や交通手段調査など)
- 学習の総まとめ
の3つを押さえて試験本番に備えましょう。
目次
体調管理
試験直前で最も大切なのは「体調管理」です。
試験当日にベストコンディションで臨めるようにしましょう。
どんなに勉強が良くできていても、本番で高熱を出してしまったり、お腹を下してしまったりすると、試験中に机に向かっている事すらできません。
今、体調が優れないのなら、試験当日には完治するよう、できるだけ安静にしましょう。
いつもと違いすぎる事はしないように
もちろんベストコンディションを意識しすぎる必要はありません。ベストコンディションを意識しすぎて普段と違いすぎる生活になると、かえって体調不良の原因となってしまいます。
早寝早起きを意識しすぎて、かえって寝不足になってしまうのは、まだかわいい方です。
例えば合格祈願のお参り。この寒い時期に人混みの中を移動すると、感染症にかかる可能性が非常に高くなります。
新型コロナウィルスは、一旦流行が収まっても株の変化で再び流行していきます。いつ、どこで感染してもおかしくありません。
2019年1月は、A型インフルエンザが大流行しました。筆者の家族もインフルエンザにかかってしまいました。
ノロウィルスも流行する季節です。お正月から気分はすっかり抜けている時期ではありますが、胃腸炎もかかってしまうとつらいものがあります。
試験当日のスケジュールを意識する
介護職は変則勤務で規則的な生活を送るのは難しいのですが、できるだけ試験当日のスケジュールに合わせて過ごすようにしましょう。
午後試験 13:45~14:35
試験時間のコンディションが最良になるように、数日前から生活を調整していきましょう。
- 試験当日の起床予定時刻に起床する
- 試験当日の休憩時間に休憩する
受験の準備
体調管理の次に大事なのは、受験に必要な物の準備や、受験会場までの交通手段の調査です。
受験に必要な物の準備
試験当日に持っていく物をあらかじめ準備しておきましょう。最悪でも試験前日までに準備です。当日の準備は絶対にやめましょう。
準備は単にそろえるだけで終わりではありません。きちんと使える状態になっているか、まで確認しましょう。
- 受験票
写真は貼ってあるか、氏名等の間違いは無いか - 筆記用具
鉛筆類の芯は大丈夫か、消しゴムは使いやすい状態か - お金
交通機関を利用したり、昼食を購入したりするのに必要な分があるか - 時計
電池が切れたり故障していないか、時間がずれていないか - スマホなどの携帯
試験中に鳴ってしまわないよう、あらかじめ無音(バイブ)に設定しましょう
他にも個別に必要になる物があります。眼鏡(コンタクト用品)、マスクなどです。
1.の受験票が無ければ、試験は受けられません。他のものは、万が一忘れたとしても何とかなる事が多いです。
筆記用具や時計が無くてもお金があれば、コンビニ等で用意できます。お金が無くても、ATMがあれば引き出せます。
でも受験票はどこにも売っていませんね。絶対に忘れないようにしましょう。
試験会場までの交通手段
自宅から試験会場までの交通手段を確認しておきましょう。
試験当日は「日曜日」です。時刻表を調べるときは「平日」と間違えないようにしましょう。
日曜日は平日と比べて本数が少ないです。間違えてしまうと、当日乗車予定だった電車がいくら待っても来ない、という事がありえます。
できれば複数の交通手段を調べておきましょう。
事故等のトラブルで遅延が発生したり、ストップしたりするかも知れません。
学習の総まとめ
試験直前期は、今までの学習の総まとめ期です。学習の総まとめは、ここでは優先順位の最下位としました。
今までの積み重ねが直前期ですっかり失われる事はありません。試験に出席できればある程度は実力を発揮できるからです。しかし前項の準備ができず、試験に出席できなければ、全く得点はできません。
新たに問題集に手を出すのはやめましょう。
今まで使ってきた(愛用してきた)参考書や問題集を徹底的に見直した方が効率が良いです。精神的にも安定します。
新たに手を出してしまうと、新しく覚えなければならない項目がどうしても出てきます。
新たに問題集に手を出すべきではない理由
試験対策の本は専門家が作成しています。試験に良く出る内容が機能的にまとめられています。
もちろん隅から隅まで読めば、別の本だから別の事が書いてあるのは当たり前です。それに気づくということは、すでに合格できるだけの力が身についているからです。
デメリットもあります。以下にまとめます。
☹もし新しい問題集に手を付けてしまうと、「こんなに勉強していなかったのか」と不安になってしまいます。
試験直前に、不安要素はできるだけ増やさないようにしましょう。
どうしても物足りない場合は
手持ちの本は攻略しつくした、ダメ押しで新しい本で確認したい!というケースもあるでしょう。
まとまった時間が必要になってしまう、「ボリュームのある本」は避けましょう。小さいサイズでお手軽に確認できる本が良いです。
もしもある程度まとまった時間が取れるのであれば、模擬問題集がおすすめです。とはいえ直前期だから1回分できれば十分です。
まとめ
試験直前期は体調管理が最も重要です。本番に備え体調を整え、必要な物は早めに準備しましょう。